酸素配位のハードな配位子と金属イオンの錯生成反応の系統的理解
書誌事項
- タイトル別名
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- Systematic understanding of complexation between metal ions and oxygen-donor hard ligands
説明
<p>錯生成反応は地球表層での元素の挙動(鉱床生成など)を支配する重要な化学反応の一つであり、主な配位子として水酸化物イオン・炭酸イオン・リン酸イオン・カルボン酸イオンが挙げられる。これらの酸素配位配位子はいずれもHSAB(Hard and Soft Acids and Bases)理論において「中程度にハードな配位子」として一括りに分類されている(Turner et al., 1981)が、本研究では、単座配位子である水酸化物イオンの反応性は金属イオンのイオン半径に依存し(イオン半径の小さな金属イオンと反応しやすい)、多座配位子である炭酸イオンなどとは反応性が異なることを明らかにした。</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 66 (0), 134-, 2019
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001277395067776
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- NII論文ID
- 130007749169
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可