ヨツボシモンシデムシの個体密度に及ぼす植生タイプの影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of vegetation type on the population density of <i>Ncrophorus quadripunctatus</i>
抄録
<p>高知大学嶺北フィールド(演習林)には、過去の施業の特性から人工林や落葉・常緑樹林を含めた、様々なサイズ・林齢からなるパッチ状植生が広がっている。本研究は、このパッチ状植生や植生タイプの違いが、ヨツボシモンシデムシの個体数に与える影響を評価することを目的として行った。調査は、嶺北フィールドの落葉広葉樹林、常緑広葉樹林、ヒノキ人工林、スギ人工林、皆伐地で行った。それぞれの植生タイプについて、2016年7月から2017年7月の間は1箇所、2017年7月から10月の間は3箇所に調査区を設定し、月に1度、衝突版トラップを2日間設置してヨツボシモンシデムシを捕獲した。また、全ての調査区に10m×10mのコドラートを設置し、コドラート内の植生や現存量調査を行った。その結果、ヨツボシモンシデムシは調査した2016・2017年のいずれも7~9月の夏季にのみ捕獲され、その他の季節にはほとんど全く捕獲されなかった。また、捕獲数は落葉広葉樹林と常緑広葉樹林で多く、皆伐地やスギ人工林、ヒノキ人工林で少なかった。発表では、各植生の面積比率を含む周辺環境がヨツボシモンシデムシに与える影響についても考察する。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 429-, 2018-05-28
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288033667072
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- NII論文ID
- 130007376123
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可