四国の竹林の衛星データを用いた抽出

書誌事項

タイトル別名
  • Detection of bamboo on Shikoku Island using satellite image

説明

<p>全国的に問題となっている竹林の拡大は四国でもいたる所で見られる。竹は地下茎によって広がってゆくため、竹林分布の現状を把握することが効果的な対策への第一歩となる。本研究では、四国を対象に、衛星データを用いて竹林の抽出を行う。衛星データはSentinel-2Aに搭載されたMultiSpectral Instrumentである。2017年4月4日のデータを、空間解像度10mの平面直角座標系(IV系)に幾何補正して使用した。抽出と評価に用いる教師データは、高解像度衛星画像の目視判読と既存の土地被覆分類図から取得した。前者ではGoogle Earthを用いて四国4県の竹林を1207ヶ所取得した。後者にはJAXAの日本域高解像度土地利用土地被覆図(バージョン16.09)を衛星データと同じ投影に変換して使用した。抽出の手法は機械学習の一つであるSupport Vector Machineとした。教師データの2つのグループに分け、一方を学習に、他方を抽出精度の評価に用いた。抽出の評価には、竹林と他の土地被覆カテゴリとを合わせた混同行列(Confusion Matrix)を用いた。発表では分類精度とともに誤分類の傾向や空間解像度との関係性について説明する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288035270528
  • NII論文ID
    130007375927
  • DOI
    10.11519/jfsc.129.0_247
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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