360度映像を使った疑似森林体験の可能性と課題

  • 丹羽 悠二
    東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林教育研究センター
  • 楠本 大
    東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林田無演習林

書誌事項

タイトル別名
  • Possibility and limitation of virtual forest experience by using 360 degree video.

説明

<p> 森林をフィールドとした野外観察は、野外教育にも通じ、レクリェーション的な要素だけではなく、効果的な教育の方法として実践、研究がされている。しかし学校教育において野外森林実習は時間的な制約が多く、映像による代替手段をとることが多い。そこで映像での疑似森林体験の可能性を探るため、基点の周囲360度の風景を自在に視聴できる映像コンテンツを作成し、2種類の異なる機材での視聴を試みた。 撮影には、360度全方位を4Kで撮影できるカメラを用い、森林内において動画・静止画など様々なパターンの映像を撮影した。視聴にはヘッドマウントディスプレイ(HMD)およびタブレット端末を使用し、どちらがどの程度の臨場感を感じられるかを評価した。またそれぞれの視聴方法において、臨場感の妨げとなる技術的問題を考察した。 発表ではHMDおよびタブレット端末を使用した視聴のデモンストレーションを行う。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288035274752
  • NII論文ID
    130007375744
  • DOI
    10.11519/jfsc.129.0_235
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ