桁網漁業における技術発達の論理に関する研究
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- 宮澤 晴彦
- 東京水産大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Case Study on Logic of the Technology Progress in Dredge Fishery
- Case Study on Logic of the Technology Progress in Dredge Fishery
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抄録
漁業技術の発達は,漁獲能力の向上によってもたらされると考えられていた。しかし,漁獲能力が著しく 向上すると,漁業技術の発達は有限な資源と対立する。北海道東部地域における2種の桁網漁業(ホタテガ イ桁網漁業とホッキガイ桁網漁業)では,漁獲能力の向上に伴う乱獲問題が発生した後,漁業技術が資源管 理に適した形に変化した。この報告で筆者は,そうした技術変化の内容と背景を明らかにし,技術発達が漁 業者間の協力関係の形成に基づく資源管理に適合的な方向に向かうことを指摘した。
収録刊行物
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- 日本水産工学会誌
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日本水産工学会誌 38 (2), 167-171, 2001
日本水産工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288035490432
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- NII論文ID
- 10008274195
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- NII書誌ID
- AN10278554
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- ISSN
- 21897131
- 09167617
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- NDL書誌ID
- 5992418
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可