対話型映画による未来社会へ向けた行動変革の促進

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書誌事項

タイトル別名
  • Promotion of behavioral change towards a future society through interactive movies
  • 映画『未来シャッター』の事例から
  • Case of the movie"Mirai Shutter"

抄録

従来型の映画は鑑賞して終わりとなりがちであり,その場での対話は想定されていなかった.そのため,鑑賞者間の「創意形成」が生まれにくかった.これに対し,NPO法人ワップフィルムが企画・製作した映画『未来シャッター』は, 鑑賞した多様なアクターが社会的課題の解決を主体的に解釈し, 自己概念と照らし合わせて反芻した後, フューチャーセッションを行っている.それによって多様なアクターの「創意形成」が生まれ,個人の強みの発見や連携の実現性への気づきを誘発し, 未来へ向けた行動変革に繋がっていく.本研究では, 映画『未来シャッター』について分析することにより, 対話型映画を使った新たな社会的課題解決の可能性について述べる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288036286976
  • NII論文ID
    130007381842
  • DOI
    10.11497/jasmin.2018s.0_47
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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