リンガルセットアップのチェックポイント
-
- 藤城 洋介
- ㈱アソインターナショナル
書誌事項
- タイトル別名
-
- Check point of lingual setup model
この論文をさがす
説明
舌側矯正用のセットアップモデルには2つの役割がある.1つは治療のプロセスやゴールを明確に設定するための診断用セットアップとして,もう1つはCLASS法によるインダイレクトコア製作のためである. セットアップモデルの製作は本来,担当医が行うことが望ましいとされているが,その作業は煩雑でかなりの手間と時間がかかる為,一般的には我々歯科技工士が担当医からの指示を受けて製作にあたる. しかしながら治療に対する歯科医の考え方や個々のケースのゴール設定は様々である為,担当医の意図するセットアップを正確に再現するには密なコミュニケーションが必要不可欠である. よって今回は舌側矯正技工の中でセットアップモデルの作成に焦点を当て,基本的な製作手順を軸に,注意点やオーバーコレクションの入れ方,担当医と技工士の治療イメージ共有の方法についてご紹介したいと思う.
収録刊行物
-
- 日本舌側矯正歯科学会会誌
-
日本舌側矯正歯科学会会誌 2017 (27), 21-31, 2017
日本舌側矯正歯科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288037856640
-
- NII論文ID
- 130007397707
-
- ISSN
- 1884538X
- 18836216
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可