<b>付加的相互作用の導入が可能な散逸粒子動力学(DPD)シミュレーョンのため軽量コード</b>

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タイトル別名
  • <b>A portable code for dissipative particle dynamics (DPD) simulations with additional specific interactions</b>

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説明

<p>私達は、散逸粒子力学(DPD)シミュレーションのための軽量なコードを開発しました。 このFortranプログラムCAMUSには、注目すべき機能が二つほどあります。 一つは、いわゆる隣接粒子リストの生成を省略することで、1ステップ当たりの処理時間を短縮し、さらに粒子数に比例して計算コストがほぼ直線的に増加するスケール性を示す点です。 もう一つは、タンパク質構造を記述するのに重要な付加的な(1-3, 1-5のMorse結合などの)相互作用を容易に導入出来る点です。DPDの実例として、モデルタンパク質を使ってα-helixおよびβ-sheetの形成を示しました。現在、CAMUSはGitHubサイトで自由に入手可能となっています。</p>

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