書誌事項
- タイトル別名
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- Future trend of geriatric emergency care: What is the appropriate medical care that considers the frailty of geriatric patients?
- これからの高齢者救急医療の方向性 : フレイルを考慮した適正医療とは
- コレカラ ノ コウレイシャ キュウキュウ イリョウ ノ ホウコウセイ : フレイル オ コウリョ シタ テキセイ イリョウ トワ
- 〜フレイルを考慮した適正医療とは〜
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抄録
<p>総務省の発表では,2015年の国勢調査で日本は世界最高の高齢化率である26.7%を示し,さらに進行することが予測されている。当院の2010〜2014年の高齢者救急の実態調査を行い,これからの方向性を検討した。高齢者の搬入時重症度は,調査期間を通じて外来帰宅・ICU入院・一般病棟入院・外来死亡の順であった。特徴は,ICU入院が高率であったことであり(28.6〜32.7%),その平均年齢は80±8歳であった。また病院到着時心肺停止例に関しては,救命率・社会復帰率・神経学的予後は非高齢者に比して有意に劣っており,一方では医療費には有意差は認めなかった。今後はフレイルに関する臨床データが蓄積され,高齢者各自に応じた適正医療の指針が示されれば,すべての高齢者に一律に最新の高度な救急集中治療を行う医療から,過剰医療・過少医療など不適切な医療が減少し,結果的に医療費削減につながる。</p>
収録刊行物
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- 日本臨床救急医学会雑誌
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日本臨床救急医学会雑誌 21 (3), 471-477, 2018-06-30
一般社団法人 日本臨床救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288041651072
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- NII論文ID
- 130007386488
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- NII書誌ID
- AA1124939X
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- ISSN
- 21879001
- 13450581
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- NDL書誌ID
- 029126973
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可