「高齢者家庭訪問実習」の意義の検証と課題の探索 : なごやかモデルにおける試み

DOI Web Site
  • 小嶋 雅代
    名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育学分野
  • 浅井 大策
    名古屋市立大学医学部
  • 石川 大貴
    名古屋市立大学医学部
  • 木村 侑樹
    名古屋市立大学医学部
  • 明石 惠子
    名古屋市立大学看護学部クリティカルケア看護学
  • 赤津 裕康
    名古屋市立大学コミュニティヘルスケア教育研究センター地域療養医学 名古屋市立大学医学研究科地域医療教育学分野
  • 大原 弘隆
    名古屋市立大学医学研究科地域医療教育学分野
  • 川出 義浩
    名古屋市立大学コミュニティヘルスケア教育研究センター地域療養薬学 名古屋市立大学大学院薬学研究科病院薬剤学
  • 木村 和哲
    名古屋市立大学大学院薬学研究科病院薬剤学 名古屋市立大学大学院医学研究科臨床薬剤学分野
  • 酒々井 眞澄
    名古屋市立大学医学研究科分子毒性学分野
  • 鈴木 匡
    名古屋市立大学大学院薬学研究科臨床薬学分野
  • 坡下 真大
    名古屋市立大学大学院薬学研究科臨床薬学分野
  • 早野 順一郎
    名古屋市立大学大学院医学研究科医学・医療教育学分野
  • 村上 里奈
    名古屋市立大学医学研究科リハビリテーション医学
  • 山本 美由紀
    名古屋市立大学看護学部高齢者看護学
  • 浅井 清文
    名古屋市立大学医学研究科分子神経生物学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of Community Health Medical Education:The Elderly Home Visit Program
  • 「 コウレイシャ カテイ ホウモン ジッシュウ 」 ノ イギ ノ ケンショウ ト カダイ ノ タンサク : ナゴヤカ モデル ニ オケル ココロミ

この論文をさがす

抄録

<p>背景 : 医療系学生による高齢者家庭訪問実習の初年度の教育効果の検証.</p><p>方法 : 実習に参加した医学部3年生5名, 高齢者5名によるフォーカスグループインタビューを基に自記式調査用紙を作成し, 医学部3年生, 高齢者の全参加者に調査協力を依頼した.</p><p>結果 : 学生84人と高齢者30人が協力に同意した. 学生の74%が「高齢者の暮らしぶりが分かった」と回答し, 高齢者の57%が「良い変化があった」と回答した. 93%の高齢者が本実習に満足だったのに対し, 学生の肯定的な意見は半数であった.</p><p>考察 : 学生が本実習に積極的に取り組むためには, 各自が明確な訪問への目的意識を持てるよう, 入念な事前準備の必要性が示された.</p>

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 48 (4), 221-235, 2019-08-25

    日本医学教育学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ