減圧軽油中のアルキル多環芳香族脱アルキル化での反応条件の最適化

DOI
  • 中野 史哉
    鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
  • 衣笠 圭祐
    鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
  • 菅沼 学史
    鳥取大学工学部グリーン・サステイナブル・ケミストリー研究センター
  • 辻 悦司
    鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻
  • 片田 直伸
    鳥取大学大学院工学研究科化学・生物応用工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Optimization of reaction conditions of alkyl polycyclic aromatic hydrocarbon in vacuum gas oil

抄録

塩基性物質を除去した減圧軽油中でのアルキル多環芳香族の脱アルキル化がシリカモノレイヤー触媒上で進行し、側鎖がない多環芳香族と鎖長を保ったアルカンが生成した。反応温度673 Kでは触媒活性が経時的に低下し、723 K以上では安定した活性を示した。側鎖がない芳香族収率は温度と共に増加したが、鎖長を保ったアルカン収率は723 Kで最も高く、773 Kではクラッキングで選択率が低下した。安定して目的物を回収する反応温度は723 Kであることがわかった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288045325184
  • NII論文ID
    130007418053
  • DOI
    10.11523/sekiyu.2018.0_48
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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