台風21号による西湘バイパスの被災とその原因

  • 宇多 高明
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 兼 日本大学理工学部海洋建築工学科
  • 石川 仁憲
    (一財)土木研究センターなぎさ総合研究所
  • 五十嵐 竜行
    (一財)土木研究センター河川・海岸研究部

書誌事項

タイトル別名
  • DAMAGE OF SEISHO BYPASS DUE TO TYPHOON 1721 AND ITS CAUSE
  • タイフウ 21ゴウ ニ ヨル セイショウ バイパス ノ ヒサイ ト ソノ ゲンイン

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抄録

2017年10月23日,台風21号に伴う高波浪が西湘海岸に作用し,西湘バイパスの道路護岸の倒壊などの被害をもたらした.被災区域は,2007年の台風9号による被災区間の東側に約600 m離れた区域であった.被災状況は2007年当時とよく似ており,10年後に再び同種の災害を受けることになった.被災原因を明らかにするために,台風21号の襲来から8日後の10月31日と,11月13日に西湘バイパスの被災箇所周辺の現地踏査を行い,被災状況を詳しく調べた.また,2014,2016年実施のNMB測量データを基に被災区域周辺の地形変化についても調べた.

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参考文献 (2)*注記

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