人間らしい在宅生活をめざした慢性呼吸器疾患患者の教育・支援 在宅における患者教育

書誌事項

タイトル別名
  • Education and support for patients with chronic respiratory disease for individual home life
  • 人間らしい在宅生活をめざした慢性呼吸器疾患患者の教育・支援 在宅における患者教育 : 理学療法士の立場から
  • ニンゲンラシイ ザイタク セイカツ オ メザシタ マンセイ コキュウキ シッカン カンジャ ノ キョウイク ・ シエン ザイタク ニ オケル カンジャ キョウイク : リガク リョウホウシ ノ タチバ カラ
  • 理学療法士の立場から
  • Patient education at home, involvement of physical therapist

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説明

<p>呼吸リハの患者教育は,在宅での継続プログラムを意識した内容が重要である.訪問リハでは身体活動や運動療法の指導を中心に実施されるが,個別の生活スタイルに適応した指導を行うことが重要である.当院の在宅COPD患者110例は高齢かつ重症で,セルフマネジメントが困難で,身体活動の低い事例であったが,身体活動を高める訪問呼吸リハと患者指導を実施することで入院を予防し,在宅期間が延長した.在宅患者の希望は療養生活の情報提供と指導だが,介護保険制度の特性上,ケアプランに呼吸器症状は反映されにくい傾向がある.在宅患者への呼吸リハも十分に普及しておらず,患者教育が必要な在宅の患者全てに,生活機能の維持向上と呼吸器症状のマネジメントを並行して実施するサービスの普及が必要である.在宅医療は重症例や終末期の事例を対象としており,地域で最期までその人らしく過ごせることをテーマとする呼吸リハが求められている.</p>

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