肩甲骨面における肩関節可動域の測定

  • 唐澤 達典
    信州大学医学部附属病院リハビリテーション部
  • 畑 幸彦
    信州大学医学部附属病院リハビリテーション部
  • 高橋 友明
    信州大学医学部附属病院リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名
  • Measuring Range of Shoulder-Joint Movement in Scapular Plane

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抄録

肩関節疾患の理学療法を行う上で肩甲上腕関節と肩甲胸郭間の動きを別々に評価することは重要である。われわれが行っている測定方法は日常診療において肩関節の動きを評価するのに簡便で有用な方法であるが,個々の症例を評価するには基準値が必要であると思われた。肩甲上腕関節と肩甲胸郭間の動きの基準値を設ける目的で,肩関節に障害の無い健常人24例48肩を対象に,肩甲骨面で上肢を挙上させながら体幹上腕角0°,90°,150°における体幹肩甲棘角を測定した。その結果,肩甲胸郭間の動きは体幹上腕角0°と90°間で12.7° ± 5.8°,90°と150°間で33.7° ± 6.3°であった。これは諸家の報告とは異なる結果であり,今回の結果はわれわれの測定方法を適用する際の基礎的資料になりうると考えた。

収録刊行物

  • 理学療法学

    理学療法学 30 (1), 14-16, 2003-02-20

    日本理学療法士学会

参考文献 (8)*注記

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