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- 井上 雄一
- 東京医科大学睡眠学講座 睡眠ケアクリニック代々木
書誌事項
- タイトル別名
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- Indication and Limitation of Insomnia Treatment with Hypnotics
- ベンゾジアゼピンケイ ヤクザイ ト シンキ スイミンヤク ノ テキオウ ト ゲンカイ
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抄録
<p>不眠症は, 神経症的な機制により過覚醒状態を形成するものであり, 罹病経過中に概日リズム変調や, 睡眠衛生悪化を呈するケースが多い. 薬物療法によって効果を発揮するためには, 睡眠習慣や睡眠環境を整え, 概日リズムの恒常性を保つことが求められる. 現在の睡眠薬の中では, Z-drugと呼ばれるベンゾジアゼピン受容体アゴニスト, メラトニン受容体アゴニストであるramelteon, オレキシン受容体アンタゴニストであるsuvolexantがfirstlineといえるだろう. 後二者の中では, ramelteonは概日リズム調整作用を有し入眠障害に有効であるのに対し, suvolexantは睡眠維持障害に効果的であるという特性を有する. ベンゾジアゼピン類は, 特に高用量使用・長期使用下で, 依存形成リスクがあるため, その使用には十分注意すべきであろう.</p>
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 58 (7), 612-615, 2018
一般社団法人 日本心身医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288072824448
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- NII論文ID
- 130007491008
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 029238980
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可