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- 鈴木 芳治
- (株)エフアール
書誌事項
- タイトル別名
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- Water Polyamorphism : Experimental Verification of the Validity(Review)
- 交流 水のポリアモルフィズム--実験によるその正当性の検証
- コウリュウ ミズ ノ ポリアモルフィズム ジッケン ニ ヨル ソノ セイトウセイ ノ ケンショウ
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説明
水の過冷却温度領域には密度も局所構造も全く異なる2種類のアモルファス氷が存在する.最近の実験で,この2つのアモルファス氷が水の過冷却液体と熱力学的に関係しており,さらにアモルファス氷間の転移が一次の転移であるらしいことがわかってきた.このことは,水には2種の液体状態が存在すること(水のポリアモルフィズム)を示唆している.ここでは,水のポリアモルフィズムの考え方の正当性を示す最近の実験を中心に紹介するとともに,現在水のポリアモルフィズムを理解する上で抱えている問題点を議論する.
収録刊行物
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- 日本物理学会誌
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日本物理学会誌 61 (5), 318-324, 2006-05-05
一般社団法人 日本物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288073281280
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- NII論文ID
- 110004720805
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- NII書誌ID
- AN00196952
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- ISSN
- 24238872
- 00290181
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- NDL書誌ID
- 7896669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可