技術的多様性と研究開発成果に関する実証研究―製薬企業を事例として―

書誌事項

タイトル別名
  • Technical Diversity and Innovation in Research and Development Organizations : An Empirical Study of a Pharmaceutical Firm
  • ギジュツテキ タヨウセイ ト ケンキュウ カイハツ セイカ ニ カンスル ジッショウ ケンキュウ : セイヤク キギョウ オ ジレイ ト シテ
公開日
2018
資源種別
departmental bulletin paper
DOI
  • 10.24677/riim.15.0_65
  • 10.15002/00021774
公開者
法政大学イノベーション・マネジメント研究センター

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説明

<p>本稿では、製薬企業のグローバル研究開発組織に所属する研究開発担当者(技術者)の技術的多様性と研究開発成果との関連性を定量的に分析する。この際、日本と欧米の技術者の特徴を明らかにする。さらに、技術的多様性が、個人あるいはプロジェクトメンバーとしての、研究開発成果に与える影響を比較検討することにより、複雑な技術統合の過程で、技術者に対して、どのような技術的多様性を発揮することが求められているのかについて考察する。サーベイ調査の結果、日本と欧米の共通点として、個人の成果に対しては情報源の多様性、プロジェクトにおける成果に対しては知識の幅が、研究開発成果を上げるうえで、重要であるということが明らかにされた。一方、個人の成果とプロジェクトにおける成果を上げる際に、重要な技術的多様性は、日本の場合には、経験の幅と知識の幅であった。さらに、日本の場合、プロジェクトの成果を上げるためには、コミュニケーションが重要であるという特徴が認められた。このように、技術者が目的に応じた技術的多様性を発揮することによって、研究開発成果を上げているということが明らかになった。</p>

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