ボーエン様丘疹症の診断に対するp16免疫染色の有用性について

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タイトル別名
  • Usefulness of p16 Immunostaining in the Diagnosis of Bowenoid Papulosis
  • 症例報告 ボーエン様丘疹症の診断に対するp16免疫染色の有用性について
  • ショウレイ ホウコク ボーエン ヨウ キュウシンショウ ノ シンダン ニ タイスル p16 メンエキ センショク ノ ユウヨウセイ ニ ツイテ

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説明

<p>ボーエン様丘疹症(BP)は,一般的には良性の経過をたどるが,稀にボーエン病や有棘細胞癌に移行するため,正確な診断が求められる.今回,臨床症状からBPを疑われた9例について,病理組織学的検討(HE染色)とPCR法によるヒトパピローマウイルス(HPV)の型同定を施行し,9例中5例をBP,2例を尖圭コンジローマ,2例を脂漏性角化症と診断した.その後,各症例に対しp16 INK4a(p16)免疫染色を施行した.BPとその他の良性腫瘍におけるp16の発現パターンについて検討し,BPの診断における有用性について考察した.</p>

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