接着剤の種類・特徴・選び方

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タイトル別名
  • Classification, Characteristics and Selection of Adhesives
  • セッチャクザイ ノ シュルイ ・ トクチョウ ・ エラビカタ

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説明

<p>接着接合の最大のメリットは,異種材料を接合し一体化できる点にある。一方では,多様化する被着材や高度化する要求性能に対応できる適切な接着剤をいかにして選定するかがますます重要となってきている。本稿では,接着剤をさまざまな観点から分類し,それぞれの一般的な特徴について解説する。接着剤は,無機系接着剤と有機系接着剤に大別される。さらに有機系接着剤は,天然系接着剤と合成系接着剤に分けられる。近年,工業的に使用される接着剤のほとんどが合成系接着剤である。また,要求される機能の観点から,構造用接着剤,弾性接着剤,速硬化性接着剤,伝導性接着剤( 電気/熱),難燃性接着剤などにも分類される。適切な接着剤を選定し,有効な接着結果を得るためには,接着のメカニズムや理論,接合すべき被着材の特徴,接合部位の構造設計などさまざまな知見や知識を総動員していくことが必要になる。また,最終的には,実際に使用する部材や現場での確認することも重要である。</p>

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参考文献 (1)*注記

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