建築の視点から保育の評価のあり方を考える

書誌事項

タイトル別名
  • On the Evaluation of Early Childhood Education and Care from the Viewpoint of Architecture
  • ケンチク ノ シテン カラ ホイク ノ ヒョウカ ノ アリカタ オ カンガエル

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抄録

<p>本稿は,保育の評価のあり方について,建築の視点で述べることが目的である。保育施設は,子どもが職員や他の子どもたちとの生活や遊びを通じて,基本的生活を身につける場である。これを保障するためには保育施設の建物が,子どもの安全を確保できること,面積や空気・温熱・音環境などの保育機能に必要な物理的環境を完備していること,保育実践における思想や理念を具現化できることが必要である。保育者・保護者・施設経営者・建築士・地方自治体の行政担当者を含む保育にかかわる関係者が協力して,これらの建築の3つの視点に基づき,課題を認識し,解決を図るべきである。</p>

収録刊行物

  • 保育学研究

    保育学研究 56 (1), 44-55, 2018

    一般社団法人 日本保育学会

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