鉾田海岸におけるwebカメラによる沿岸流・離岸流の発生状況の観測

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タイトル別名
  • FIELD OBSERVATION OF LONGSHORE AND RIP CURRENT USING IMAGERIES OF WEB CAMERA INSTALLED ON HOKOTA COAST
  • ホコタ カイガン ニ オケル web カメラ ニ ヨル エンガンリュウ ・ リガンリュウ ノ ハッセイ ジョウキョウ ノ カンソク

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抄録

ビデオ画像やwebカメラ画像を用いて砕波帯内の水深推定やバー・トラフなどの地形変化を調べるLippmann・Halmanの方法を用いて,鹿島灘に面した鉾田海岸の29号ヘッドランド(HL)周辺で沿岸流・離岸流の発生状況に関する現地観測を行った.2017年10月23日には台風21号が襲来し,鉾田海岸でもH1/3 = 5.4 m, T1/3 = 15.4 sの高波浪が作用したが,その後波浪は次第に弱まった.この波浪静穏期には,沿岸方向に伸びた深みが沖へと向きを変えてrip channelへと発達した後,バーを切断して沖まで伸びる状況が実測された.また,29号HLの横堤端部では,ほぼ常時離岸流が発生していることも明らかになった.

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