側胸部痛を主訴とした胸椎病変の3例:肋骨2方向では診断が難しい
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Abstract
<p>抄録【症例】(症例1)87歳女性.大根を干した後から左側胸部痛と背部痛が出現した.近医で肋骨骨折や機能性ディスペプシアと診断された.疼痛継続し当院紹介となった.主訴は左側胸部痛であり,背部痛は殆ど訴えなかった.第9胸椎椎体骨折と診断した.(症例2)10歳男児.1ヵ月前より特に誘因なく右側胸部痛が出現,内科疾患も疑われ当院紹介となった.骨腫瘍による病的骨折と診断した.(症例3)51歳男性.1年前から軽い背部痛あり.1ヵ月前より右側胸部痛としびれが出現し,当院受診した.主訴は右側胸部痛であり,背部痛の訴えは殆どなかった.胸椎後縦靭帯骨化症および黄色靭帯骨化症と診断した.【考察】通常胸椎病変は背部痛を引き起こすが,時に側胸部痛をきたす.その場合肋骨2方向がオーダーされることが多いが,胸椎病変と診断することは困難である.別に胸椎側面像を追加すると良い.</p>
Journal
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- Orthopedics & Traumatology
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Orthopedics & Traumatology 67 (3), 433-436, 2018-09-25
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288089632000
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- NII Article ID
- 130007509575
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed