書誌事項
- タイトル別名
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- Dissolution and solidification property of major elements in alkali treatment of sewage sludge ashes
- ゲスイ オデイ ショウキャクバイ ノ アルカリ ショリ ニ オケル シュヨウ ゲンソ ノ キョドウ
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抄録
<p> 下水汚泥焼却灰の利活用技術として,アルカリ処理によるリンやアルミニウムの回収 (液固比10程度) とセメント代替物の製造 (液固比1以下) が個別に検討されている.本研究では,これらの技術の核となる焼却灰中の主要元素とアルカリとの反応特性と,反応に影響する焼却灰の特徴について検討した.液固比10の条件では,リン酸アルミニウムとリン酸鉄由来のリンの溶解と,リン酸アルミニウム由来のアルミニウムの溶解が主な反応だった.液固比1以下の条件では,上記の反応の後,アルミニウムの一部が不溶化した一方,リンの大部分は溶解性のまま残存した.焼却灰のアルミニウム含有率が高い焼却灰ほど,リンがアルカリ易溶なリン酸アルミニウムを形成しやすくなる傾向と,ケイ素の溶解性が高まる傾向が観察された.日本の焼却灰は,欧州の焼却灰に比べてアルミニウム含有率が高いため,アルカリ溶出によるリン・アルミニウムの回収に有利だと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 下水道協会誌
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下水道協会誌 55 (674), 102-111, 2018-12-01
公益社団法人 日本下水道協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288095332736
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- NII論文ID
- 130007541026
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- NII書誌ID
- AN00348267
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- ISSN
- 24342475
- 00214639
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- NDL書誌ID
- 029403741
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可