廃太陽光パネルのリサイクルシステムの構築

書誌事項

タイトル別名
  • Construction of waste solar panel recycling system

説明

現在政府は再生可能エネルギーの導入・普及を促進し、全国で太陽光パネルの設置が進んでいる。特に固定価格買取制度が制定された2012年以降は、家庭用に加え遊休地等を利用したメガソーラーの設置も進んでいる。これらの太陽光パネルは、今後、耐用年数の経過に伴い大量に廃棄されることとなり、2027年には全国で約117万枚の排出が予測されいる。<br> このような中、廃太陽光パネルの適正処理・リサイクルシステムの構築が急務となっている。太陽光パネルのリサイクルシステムのポイントは、一体となっているパネルの構成部材(セル、ガラス、バックシート、アルミ枠)を部材別に分離し各用途のリサイクルを行うことで、特にパネル全体の約8割の重量を占めるガラスのリサイクルを確実に行うことである。<br> 本研究は、効率的な部材分離方法及び各部材のリサイクル用途・販路に重点を置き、廃太陽光パネルリサイクルシステムの検討を行ったものである。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288095498368
  • NII論文ID
    130007540627
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.29.0_287
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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