Development of Solidification Technology for Sulfurized Waste Mercury using Epoxy Resin

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  • エポキシ樹脂を用いた廃水銀硫化物の固型化技術の開発

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平成29年8月「水銀に関する水俣条約」が発効され、同年10月「廃棄物処理法施行令」が施行された。これにより廃金属水銀およびその化合物を埋め立て処分する際において中間処理として硫化・固型化処理を施すことが義務付けられることとなった。本研究では廃金属水銀の固型化技術について、既存の改質硫黄固型化に加えて、新たな樹脂系固型化剤としてエポキシ樹脂を用いた固型化技術の開発を目的とした。エポキシ樹脂は主剤と硬化剤の反応により形成される熱硬化性樹脂の一つである。本研究の成果により、エポキシ樹脂固化体は一度に多くの硫化水銀を配合し固型化が可能であり、既存方法(改質硫黄固型化)と比較した際、固型化処理時における作業環境下の水銀濃度が低く、種々の評価試験の基準値を十分に満たすことが明らかとなった。したがって、エポキシ樹脂を固型化剤として用いる新たな固型化技術として十分適用可能であると考えられる。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001288096267520
  • NII Article ID
    130007540734
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.29.0_481
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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