書誌事項
- タイトル別名
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- ニッケイ 225 オプション ノ オリコム カブカ カテイ ノ レンゾク セイブン ト ジャンプ セイブン
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抄録
<p>本論文では,Carr/Wu[2003a]が提案した手法に甚づき,オプション価格の収束速度から日経225オプションの織り込む株価過程が拡散過程,ジャンプ過程のどちらに従うかを検証する.Carr/Wu[2003a]のS&P500オプションが織り込む株価過程に関する実証分析結果と比較すると,日経225オプションが織り込む株価過程のジャンプ成分は,S&P500オプションが織り込む株価過程のジャンプ成分ほど大きくないことがわかった.更に原資産過程を代表的な拡散過程,ジャンプ過程,ジャンプ拡散過程でモデル化したうえで,モデルのパラメータをオプション価格から推定した結果,日経225過程の拡散部分を表現するパラメータの値は,Carr/Wu[2003a]が推定したS&P500過程のパラメータ値よりも大きく,原資産過程モデルの観点からも概ね実証分析結果を支持するものとなった.</p>
収録刊行物
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- 現代ファイナンス
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現代ファイナンス 18 (0), 47-67, 2005-09-30
日本ファイナンス学会 MPTフォーラム
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288098420992
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- NII論文ID
- 130007528289
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- NII書誌ID
- AA11480424
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- ISSN
- 24334464
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- NDL書誌ID
- 7826758
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可