1製造ライン多製品の生産計画 : 在庫金利と切替費用を中心として

書誌事項

タイトル別名
  • A Single-Line Multi-Products Planning Problem : Considering Set-up Cost and Inventory Interest

説明

従来は生産計画において, ロット・サイズなど分割生産の方法を論ずるさいに, 重要な要素の一つである「在庫金利」についてそれが平均在庫量に比例するものとして議論を展開している場合が多い.しかし少なくとも日本や韓国では商習慣として, 購入資材の代金を毎月, ある既定の期日をもって締め, その金額を翌月末などに一括して支払うという形をとるのがむしろ普通である.その場合には, 「在庫金利」は特別な場合を除けば平均在庫量に比例しない.本研究では連続して需要が発生する多製品を, 一つの製造ラインで切り替えながら生産するというモデルをとりあげ, いくつかの前提条件の下で, 在庫金利(キャッシュ・フローに注目して評価したもの)と切替費用の和を最小にする生産計画の立て方を論じ, 一層現実的な問題を分析するときの基礎とすることを目的とする.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 36 (2), 120-126, 1985-06-15

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288099806720
  • NII論文ID
    110003934084
  • DOI
    10.11221/jimapre.36.2_120
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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