分割スケジューリングによる3機械ジョブショップ型FMSの運用法

書誌事項

タイトル別名
  • An Operating Procedure of 3-Machine Jobshop Type FMS Using a Decomposition Scheduling Method

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説明

2機械のFMSを, Johnson法やJackson法で運用したり, 3機械以上のフローショップ型FMSを総処理時間最小化の近似解法で運用したりすると, バッファ容量の制約により稼動率の大幅な低下をまねく.前報ではこれを解決するために分割スケジューリングによる運用法を提案した.本研究では, 3機械以上のジョブショップ型FMSに分割スケジューリング法を適用するための第一歩として, 3機械ジョブショップ型FMSを対象にとりあげ, 総ジョブ数やグループ・ジョブ数が解の近似度とバッファ数量に及ぼす影響を明らかにした.その結果, 加工時間が一様分布に従い, 各加工経路のジョブ数が均等である場合に, 分割スケジューリング法で運用すれば, グループ・ジョブ数が20のとき解の近似度は, 1.02と高く, バッファ容量は機械1台当り6と十分小さくなった.これに基づき3機械ジョブショップ型FMSの運用法を提示した.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 40 (4), 253-258, 1989-10-15

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288101067008
  • NII論文ID
    110003935117
  • DOI
    10.11221/jimapre.40.4_253
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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