大脳皮質単一細胞の歯髄性応答電位のデータ処理に関するプログラム化の試み

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  • An attempt of the programing for the graphical management of the cortical single unit responses to the tooth pulp stimulation.

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抄録

<p>東北大学大型電子計算機センターの時分割システム(TSS)を活用し, 神経系の放電系列を便利で確実に図形処理するためのプログラムを試作した。まず, 東芝小型統計用計算機によりネコの歯髄の電気刺激に対する大脳皮質単一ニューロンのヒストグラム(PSTH)を求め,その出力をTSSの読み取り可能なコード(ASCII code)で紙テープにパンチ・アウトする。その後, フォートラン700で作文した上記のプログラムを用い, TSS端末機よりセンター内のドラフターを駆動し, 自動的に作図をさせた。その結果, 旧来の人手による作図作業よりも数十分の一の労力で迅速に作図できることが確められ, プログラムの改変などにより, PSTHの縦軸または, 横軸の倍率を調節することができ, 効果的作図表現のため種々の利点のあることが報告された。</p>

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