看取りの時期にある小児がんの子どもをもつ家族向けパンフレット「これからの過ごしかたについて─子ども版─」の小児がんに携わる医療者の意見による使用可能性の検討
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- 入江 亘
- 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻小児看護学分野
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- 名古屋 祐子
- 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻小児看護学分野 宮城県立こども病院
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- 羽鳥 裕子
- 淀川キリスト教病院こどもホスピス病棟
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- 吉田 沙蘭
- 東北大学大学院教育学研究科臨床心理学分野
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- 尾形 明子
- 広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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- 松岡 真里
- 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻成育看護学分野
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- 多田羅 竜平
- 大阪市立総合医療センター緩和ケアセンター
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- 永山 淳
- 国家公務員共済組合連合会浜の町病院緩和医療内科
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- 宮下 光令
- 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻緩和ケア看護学分野
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- 塩飽 仁
- 東北大学大学院医学系研究科保健学専攻小児看護学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- A Booklet for Families of Children Dying with Incurable Cancer: Development and Feasibility Study by Opinions of Pediatric Oncology Specialists
- 看取りの時期にある小児がんの子どもをもつ家族向けパンフレット「これからの過ごしかたについて‐子ども版‐」の小児がんに携わる医療者の意見による使用可能性の検討
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説明
<p>本研究の目的は,著者らが作成した,看取りの時期にある小児がんの子どもをもつ家族向けのパンフレットの使用可能性を,量的・質的双方の視点から検討することである.小児がんに携わる医療者267名に質問紙を配布し,76名(28%)が回答した.回答者の93%がパンフレットを「使いたい」と回答し,86%が家族に実際に「使える」と答えた.自由記述では,使用の利点として【言葉にすることが難しい部分のコミュニケーションが図れる】【家族が理解しやすい】【家族のタイミングで読める】【看取りの方向性がわかりやすくなる】,留意点として【渡すタイミング】【家族の受け入れ状況】【子どもの状況】【医療チームとしての方針】【家族・医療者の信頼関係】【医療者の使用に対する考え】【資料の分量】が示された.パンフレットは使用可能と考えられたが,個々に使用の利点や留意点を検討のうえ,専門家の支援がある状況での使用が必要である.</p>
収録刊行物
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- Palliative Care Research
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Palliative Care Research 13 (4), 383-391, 2018
日本緩和医療学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288101734016
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- NII論文ID
- 130007550520
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- ISSN
- 18805302
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- HANDLE
- 10097/00130694
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可