陶材の焼結に関する研究 : (第3報)高融ガラスと低融フリットの複合焼結性状について
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Sintering of Dental Porcelain : (Part 3) Binary System Sintering of High Fusing Glass Powder and Low Fusing Frit
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抄録
本研究は焼成時の型くずれが少なく, しかも透光性の低下しないような二成分系歯科用陶材の開発を目的にしている.このため低融フリットに石英ガラス粉末および高融フリットを配合した粉末成形体の焼結性状を基礎的に調べた.低融フリットと石英ガラスの複合焼結では石英ガラスを40wt%程度含む配合物がち密化する温度でゆるやかに収縮する傾向を示した.特に磁器用フリットおよびパイレックスガラス粉末と石英ガラスの配合物はち密化する収縮値で収縮が停止する温度範囲がかなり広くなった.低融フリットと硼硅酸質高融フリットの複合焼結では連続的に収縮する配合物が多かったが, ソーダライムガラスに高融フリットを40〜45wt%加えた配合物はち密化時に収縮が停止し, さらに100℃昇温までゆるやかに膨張する傾向を示した.石英ガラスを加えて焼結した試験片は肉眼的にかなり透光性のあるものがみられた.
収録刊行物
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- 歯科材料・器械
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歯科材料・器械 1 (1), 59-64, 1982-05-25
一般社団法人 日本歯科理工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288102299392
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- NII論文ID
- 110002990452
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- ISSN
- 21884188
- 02865858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可