軽度~中等度の自覚的運動強度に設定されたホームエクササイズと外来リハビリテーションは亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能を改善させる:症例報告

  • 石本 泰星
    貴志川リハビリテーション病院 リハビリテーション部
  • 赤澤 直紀
    徳島文理大学 保健福祉学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Home Exercise Involving Mild to Moderate Ratings of Perceived Exertion and Outpatient Rehabilitation Improved Physical Performance in Sub-acute Dermatomyositis: A Case Study
  • 症例研究 軽度~中等度の自覚的運動強度に設定されたホームエクササイズと外来リハビリテーションは亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能を改善させる : 症例報告
  • ショウレイ ケンキュウ ケイド~チュウトウド ノ ジカクテキ ウンドウ キョウド ニ セッテイ サレタ ホームエクササイズ ト ガイライ リハビリテーション ワ アキュウセイキ ヒフ キンエン カンジャ ノ シンタイ キノウ オ カイゼン サセル : ショウレイ ホウコク

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抄録

<p>〔目的〕軽度~中等度の自覚的運動強度を基準としたホームエクササイズと外来リハビリテーション(外来リハ)が亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能に与える効果を検証すること.〔対象と方法〕対象は皮膚筋炎を発症し,89日経過した50歳代の女性とした.外来リハ開始時,CPK値は43IU/Lであった.外来リハは,40分の理学療法を週1~2回,ホームエクササイズは週5~6回実施した.運動負荷量は修正Borg Scale で2~4「楽である~ややきつい」と設定した.〔結果〕3ヵ月間の本介入で,骨格筋量指標,膝関節伸展筋力,5回立ち座りテスト, 最大歩行速度に改善を認めた.〔結語〕軽度~中等度の自覚的運動強度に設定されたホームエクササイズと外来リハは, 亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能を改善させうる可能性がある.</p>

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参考文献 (16)*注記

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