東北水田地帯における高地代の存立構造

書誌事項

タイトル別名
  • Subsistence Structure Underlying High Land Rent in Tohoku, Japan
  • 東北水田地帯における高地代の存立構造 : 秋田県旧雄物川町を事例に
  • トウホク スイデン チタイ ニ オケル コウジダイ ノ ソンリツ コウゾウ : アキタケン キュウ オモノガワマチ オ ジレイ ニ
  • ─秋田県旧雄物川町を事例に─
  • A Case Study of Omonogawa, Akita Prefecture

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抄録

本稿は秋田県旧雄物川町を対象に,東北水田地帯において今日も高地代が維持されている農業構造上の要因を地域労働市場との連関を分析する中から明らかにすることを課題とした.結論としては,高齢者の多くは年金が不足しており,また高齢者を対象とした農外就業先が展開していないことから,世帯の家計費を賄うために限界まで自家農業を維持する傾向にあった.そしてこのことが高地代を引き起こしていることが明らかとなった.

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