書誌事項
- タイトル別名
-
- A shape simplification modeling of the cambering in insect’s flapping wings using beam and shell
この論文をさがす
抄録
<p>空気力による昆虫翼の弾性変形がいかにしてキャンバーをもたらすかについて,未だに明確でないようである.そこで本研究では,昆虫羽ばたき翼のキャンバー生成における翅脈の力学的役割を解明するために,それらの形状簡略化モデルを提案する.提案モデルにおいては,翅脈をその機能に応じて幾つかの領域に分け,各領域における大域的構成関係を対応するはりによって表す.さらに,翅脈が支える翼膜は長方形のシェルによって表す.キャンバー生成で支配的な空気の動圧によるモデル翼の静的変形を考える.実際の昆虫と整合した設定の提案モデルに,幾何学的非線形性を考慮した有限要素解析を適用する.この結果,昆虫羽ばたき翼のキャンバー生成における翅脈の力学的役割を明らかにする.</p>
収録刊行物
-
- 日本計算工学会論文集
-
日本計算工学会論文集 2018 (0), 20180018-20180018, 2018-12-27
一般社団法人 日本計算工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288106278272
-
- NII論文ID
- 130007553030
-
- NII書誌ID
- AA11346669
-
- ISSN
- 13478826
-
- HANDLE
- 10228/00007737
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可