転相温度乳化法による有機色素を固定化したナノカプセルの調製

書誌事項

タイトル別名
  • Preparation of nanocapsules containing organic dye by the phase inversion temperature method
  • テンソウ オンド ニュウカホウ ニ ヨル ユウキ シキソ オ コテイカ シタ ナノカプセル ノ チョウセイ

この論文をさがす

抄録

有機色素とポリマーを組み込んだナノカプセルは近年では多くの関心を集めている。本研究では、低エネルギー乳化法の一つである転相温度乳化(Phase Inversion Temperature, PIT)法を用いたナノカプセル化有機色素を調製した。PIT法では、ポリオキシエチレン型非イオン性界面活性剤の温度特性を利用することで微細な液滴を有するO/Wナノエマルションを調製することができる。またこの液滴を熱重合させることでナノカプセルを形成させることができる。我々はポリエチレングリコールオクタデシルエーテル(Brij S20)/エチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)/超純水系のエマルションを調製し、ナノカプセルを形成させた。さらに、ナノカプセルに有機色素を固定化させることに成功した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ