総合治水対策による農業農村整備の排水影響の低減について

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  • 前田 勉
    鹿児島県県民生活局共生・協働推進課

書誌事項

タイトル別名
  • Reduction of the Drainage Influence by Comprehensive Flood Control Plan in Reformed Rural Area
  • ソウゴウ チスイ タイサク ニ ヨル ノウギョウ ノウソン セイビ ノ ハイスイ エイキョウ ノ テイゲン ニ ツイテ

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抄録

<p>これまで農業振興を目的に，各種の農業農村の整備が行われてきている。その手法は，経済性や効率に主点をおいて進められたが，近年，整備による周辺への影響の検討や，その対策の必要性が認識されるようになった。整備に伴い新たに発生する諸々の影響のうち，排水については，洪水到達時間の短縮，ピーク流出量の増大を招き，下流域への新たな冠水被害や接続河川の被害要因にもなり，その対策が重要である。このため，圃場整備と広域農道の２つの影響事例について，その検討結果や対策について示し，洪水到達時間の短縮を遅水対策により軽減することでピーク流量の低減を行う，総合治水対策について紹介を行った。</p>

収録刊行物

  • 農業農村工学会誌

    農業農村工学会誌 77 (11), 885-888,a2, 2009

    公益社団法人　農業農村工学会

参考文献 (4)*注記

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