青森県における「環境公共」の取組みの現状について

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タイトル別名
  • Current State of Approach of “Environmental Harmony Type Public Works” in Aomori Prefecture
  • アオモリケン ニ オケル カンキョウ コウキョウ ノ トリクミ ノ ゲンジョウ ニ ツイテ

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抄録

<p>青森県は,世界遺産「白神山地」,「岩木山」,「八甲田連峰」を源流とするきれいな水資源や15万7千haに及ぶ農地,県土の3分の2を占める緑豊かな森林,三方を海に囲まれた豊かな漁場などに恵まれ,食料自給率が121%,全国4位と高く,農林水産業が県経済や地域社会を支える基幹産業となっている。水資源に恵まれ,わが国有数の食料生産県である本県が,「水循環システム」と「食料生産システム」を整えていくことによって,食料の安定供給と環境保全に貢献していくとの考えに基づいて立ち上げたのが「環境公共」である。本報では,環境公共の基本的な考え方を紹介するとともに,取組み3年目における地区事例等の現状を報告する。</p>

収録刊行物

  • 農業農村工学会誌

    農業農村工学会誌 78 (12), 1023-1026,a2, 2010

    公益社団法人 農業農村工学会

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