ジオセル補強路盤の強度変形特性および応力分散効果による路盤厚の低減に関する検討

  • 伊藤 友哉
    日本大学大学院理工学研究科 社会交通工学専攻,博士前期課程(〒274-8501 千葉県船橋市習志野台7-24-1)
  • 峯岸 邦夫
    日本大学理工学部 交通システム工学科,教授(同上)
  • 山中 光一
    日本大学理工学部 交通システム工学科,助教(同上)
  • 谷口 成樹
    日本大学大学院理工学研究科 交通システム工学専攻,博士前期課程(同上)

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON REDUCTION OF BASE COURSE THICKNESS BY STRENGTH DEFORMATION CHARACTERISTICS AND STRESS DISPERSION EFFECT OF GEOCELL REINFORCED BASE COURSE
  • ジオセル ホキョウ ロバン ノ キョウド ヘンケイ トクセイ オヨビ オウリョク ブンサン コウカ ニ ヨル ロバンコウ ノ テイゲン ニ カンスル ケントウ

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説明

ジオセルを用いた路盤補強工法は,支持力補強効果や不等沈下の抑制,応力分散効果等が期待されているが, それらの明確な効果についてはまだ研究途上にあり,設計基準や設計方法の確立には至っていない.そのため, 現時点で国内におけるジオセルの路盤補強への利用は仮設道路が主であり,ジオセルを敷設することで得られ る補強効果や地盤内の応力挙動等を明らかにさせることは重要である.また,設計基準や設計方法を明確にさ せるためにはジオセルの敷設による舗装厚への影響等も考慮する必要がある.そこで本研究では,ジオセル補 強路盤を想定した模型地盤に対して載荷試験を行い,ジオセルの敷設による支持特性や変形特性,地盤内の応 力分散効果等の把握から,模型地盤の範囲内での層厚に及ぼす影響について考察を行った.

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