08測-24-ポ-13 競技レベルの異なる高校水球競技選手における連続選択反応の比較
抄録
<p> 近年、オープンスキル系競技スポーツの敏捷性を評価する連続選択反応テストが開発された。本研究の目的は、競技レベルの異なる高校水球選手における連続選択反応を比較検討することであった。対象者は全国大会出場経験のある水球選手14名と出場経験のない水球選手11名であった。</p><p> 対象者は、静止立位状態からパソコン画面上に表示される方向指示に従い素早く移動した。移動指示は40bpmのテンポで、前、後、左、右、左斜め前、右斜め前、左斜め後、及び右斜め後の8方向に1回ずつ表示を組み合わせた5表示パターンを用いた。評価変数は、5パターンの反応時間の平均値とした。対応のないt検定の結果、全国大会出場経験のある高校水球選手と出場経験のない高校水球選手の評価変数に有意差は認められなかった。以上より、高校水球選手を対象とした場合、連続選択反応テストは競技レベル差を反映しない可能性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 69 (0), 181_1-181_1, 2018
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288110753280
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- NII論文ID
- 130007581395
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可