11教-24-口-43 表現運動・ダンスの授業における実態把握

DOI

Bibliographic Information

Other Title
  • 現職教員が感じる「困っていること」の解決にむけて

Description

<p> 新学習指導要領は、「主体的・対話的で深い学びの実現」を重視して改訂された。教育現場ではダンス授業に対して苦手意識を抱く指導者も多く(寺山、2007)、ダンス授業等の指導法が十分理解されずに困惑が続いているのが現状である(山口、2017)。本研究では、学習指導要領の改訂を受けて、教育現場が直面している困難さについての現状を把握し、課題解決に向けた対応策の手がかりとなる資料を得ることを目的とした。方法として、新潟市内の全小学校109校、全中学校62校の体育主任を対象とし、表現運動・ダンス授業に関する質問紙調査を行った。質問紙の内容は、回答者の基礎データの他、①過去のダンス授業等の受講経験、②現在のダンス授業等の担当状況、③指導時に感じる困難さ、④研修会等に対する要望、を中心に設定した。指導者のダンス授業等への苦手意識の背景には、学習者および指導者の双方の心理的、身体的、社会的な障壁要因が潜在している。加えて、教員養成大学あるいは研修会等で提供されるダンス指導の知識やスキルの内容等にも工夫を加えていかなければならない。これら調査結果の詳細を当日に示し、課題解決につながる提案および議論を行う予定である。</p>

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001288112787584
  • NII Article ID
    130007581507
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.252_1
  • ISSN
    24241946
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

Report a problem

Back to top