学童期に治療を行った先天性筋性斜頚

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タイトル別名
  • Congenital muscular torticollis treated at school age
  • ガクドウキ ニ チリョウ オ オコナッタ センテンセイキンセイ シャ ケイ

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抄録

<p>12歳以下の先天性筋性斜頚21症例を学童期群6例と幼児期群15例に分け比較検討した.学童期群には胸鎖乳突筋の両端切離を,幼児期群には下端切離を行った.術後可動域制限の遺残・再発は学童期群0例(0%),幼児期群4例(26.7%)であり,学童期群で低い傾向があった.学童期群では術前に側屈制限のみを呈する症例が多く,乳幼児期の発見が困難であった可能性が示唆された.術式は胸鎖乳突筋の両端切離が有効と思われた.</p>

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