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説明
運動は閉経後の乳がん発症を減らし,術後のQOLと生命予後を改善することが報告されている.運動を勧め,検診受診を勧奨する「乳がん啓発運動指導師」というスタッフを育成しており,活動の現状と意義について述べる.術後にグループエクササイズを行い,運動の身体面,精神面におよぼす影響を検討した.運動しない群と比較して身体面の回復は優位によかったが,精神面ではやや劣っていた.グループでの運動は他人と比較して落ち込む,同病者と話すことで抑えてきた感情が表出するなどの影響がある.一時的な混乱があっても,長期的には,よりよい安定が期待できる.身体面と精神面の改善の関係は,シャツを着る,高く腕を伸ばすなど家事や身の回りの日常動作が楽にできると抑うつ,落ち込みが改善していた.グループエクササイズは利点も欠点もあり,そのことを理解した指導者の育成が大切である.
収録刊行物
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- 外科と代謝・栄養
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外科と代謝・栄養 52 (6), 307-315, 2018-12-15
日本外科代謝栄養学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288119717376
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- NII論文ID
- 130007588435
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- ISSN
- 21875154
- 03895564
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可