組織行動研究の展望:パラドックスを抱えた組織と個人を意識して

書誌事項

タイトル別名
  • Prospects of the Research on Organizational Behavior:
  • ソシキ コウドウ ケンキュウ ノ テンボウ : パラドックス オ カカエタ ソシキ ト コジン オ イシキ シテ
  • In Consideration of Paradoxes Inherent in Organizations and Individuals

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抄録

<p> 有力とされてきた知見や議論に,発想を縛りつけられていることはないのか? 組織が抱えているパラドックスの観点から,組織,集団,個人を見つめ直してみると,重要でありながら,看過されている組織行動のダイナミックスと原理が洞察できる.本稿では,モチベーション,リーダーシップと集団活動,そして創造性とイノベーションの3つの領域に絞り,パラドックスを意識化することで,従前の見解や論理をとらえ直し,再考を迫っている新たな研究も随時引用しながら,組織行動研究の新たな展開可能性について論じる.</p>

収録刊行物

  • 組織科学

    組織科学 52 (2), 47-58, 2018-12-20

    特定非営利活動法人 組織学会

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