-
- 畠山 真一
- 学校法人尚絅学園 尚絅大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- Kawaii and Uncanny Valley
- カワイイ ガイネン ト 「 ブキミ ノ タニ 」 ゲンショウ ニ ツイテ
この論文をさがす
抄録
本論文では,日本のポップカルチャーの根幹をなす「カワイイ」概念を分析し,それが,ロボット工学における「不気味の谷」現象と関係づけられることを主張する。「不気味の谷」現象とは,ロボットが人間に似てくれば,似てくるほど,あるレベルの類似度までは、共感度・親近感が上昇していくが,その類似度が一定を超えると,「不気味」に感じるようになるという現象である。この不気味に落ち込んでいく部分が「不気味の谷」と呼ばれる。本論文では,カワイイが,その不気味の谷の直前に位置するプロダクトに当てはまる概念であることを主張する。
収録刊行物
-
- 尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編
-
尚絅大学研究紀要 A.人文・社会科学編 46 (0), 29-42, 2014-03-31
学校法人 尚絅学園 尚絅大学研究紀要編集部会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288122381056
-
- NII論文ID
- 110009767987
-
- NII書誌ID
- AA12614275
-
- ISSN
- 24239313
- 21875235
-
- NDL書誌ID
- 025380443
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可