児童用自己開示尺度の構成

  • 岡田 弘
    東京成徳大学大学院心理学研究科博士後期課程 東京聖栄大学

書誌事項

タイトル別名
  • Developing a Measure of Children's Self-disclosure
  • ジドウヨウ ジコ カイジ シャクド ノ コウセイ

この論文をさがす

説明

本研究は小学校高学年を対象とした児童用自己開示尺度の開発である。予備調査および本調査によって 2因子10項目からなる尺度を開発した。主因子法による因子分析の結果,体験開示尺度(7項目)と感傷開示 尺度(3項目)を抽出した。尺度の信頼性を確認するために,因子間の相関係数,各因子の信頼性係数を求 めた。その結果信頼性を確認することができた。尺度の妥当性を確認するために,内容妥当性の検討を上 級教育カウンセラーとともに行った。因子妥当性の検討をするために,確認的因子分析(共分散構造分析) を行った。併存的妥当性の検討をするために,自己開示尺度と学校生活満足度尺度・学校生活意欲尺度と の相関を検討した。その結果,妥当性を確認することができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ