食後の下肢筋肉への電気刺激が血糖値およびインスリン分泌に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of postprandial electrical stimulation for skeletal muscles on blood glucose levels and insulin secretion
  • ショクゴ ノ カシ キンニク エ ノ デンキ シゲキ ガ ケットウチ オヨビ インスリン ブンピ ニ オヨボス エイキョウ

この論文をさがす

説明

<p>【背景】食後高血糖改善を目的に食後の運動が推奨されている。しかし高齢や運動機能に問題があり積極的に運動を行えない人が多く存在する。そこで我々は電気刺激療法による筋肉運動に着目し食後の血糖値およびインス リン分泌の抑制効果について検討を行った。【方法】対象者は健常な女子学生9 名(年齢:20.8±1.3 歳BMI:22.5 ± 3.2 kg / m 2)。それぞれ安静20 分間電気刺激(EMS)および20 分間トレッドミルによる歩行運動(TM)を行い75 g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)後の血糖値とインスリン分泌を検討した。【結果】血糖値は安静時と比較しEMSおよびTMで同程度の低下傾向がみられた。インスリン分泌量も同様にEMSはTMと同程度またはそれ以上の低下傾向を示した。【結論】EMSはTMと同じような食後血糖値およびインスリン分泌の抑制効果が確認できた。 EMSはTMよりも簡便かつ低い運動強度で実施できるため十分な運動が行えない対象者への適用が期待される。</p>

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ