日本人女性の尿失禁の実態とその取り組みに関する文献レビュー

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タイトル別名
  • Literature review of incontinence frequency among Japanese women and its countermeasures
  • ニホンジン ジョセイ ノ ニョウ シッキン ノ ジッタイ ト ソノ トリクミ ニ カンスル ブンケン レビュー

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説明

<p>目的:日本人女性を対象とした尿失禁の実態とその対応に関するこれまでの研究の動向と知見を整理し今後の研究 の課題について検討することである。 方法:医学中央雑誌Web 版(ver.5)1970 年から2017 年8 月に発表された文献を検索した。 分析方法:研究目的に応じた48 文献を研究テーマ別に分類し尿失禁の実態に関しては研究対象を就労者地域 住民外来受診者に分けて分析した。 結果:女性の尿失禁は20 歳代からみられ40 歳代が最も多かった。尿失禁がある者では社会的ストレスやQOLが 低下していた。対応としては骨盤底筋訓練が多かったが訓練の継続が課題とされていた。尿失禁のある女性の生活背景や就労状況等に関した研究はみられなかった。 考察:尿失禁は仕方がないと諦めずに正しい知識の普及や相談できる仕組みを整え尿失禁のある女性の生活背景 や就労状況を明確にして尿失禁の予防改善に向けて対策を検討し実践していく課題が示唆された。</p>

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