女子大生の栄養・生活活動指導による身体組成及び骨密度の変化

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タイトル別名
  • Change of the body composition and bone density among female college students based on nutrition and life activity advice
  • ジョシダイセイ ノ エイヨウ ・ セイカツ カツドウ シドウ ニ ヨル シンタイ ソセイ オヨビ コツミツド ノ ヘンカ

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抄録

<p>日本人女性の20 歳代はやせ願望朝食の欠食が他の年代に比べて多く運動習慣が他の年代に比べて低い。骨量が 最大となる20 歳前後における低体重栄養・運動不足は骨粗鬆症となりQOLの低下をもたらす。この研究は骨 粗鬆症のリスクを低減させることと骨密度の増加に必要な要因を調べることを目的とした。20~27 歳の女子大生 54 人に対し体格・足指筋力・踵骨骨量の測定を行い食事・生活活動調査は4 月7 月の2 回実施した。OSI上昇群と低下群に分類し骨密度と各々の要因との関連について調べた。OSI上昇群低下群ともにたんぱく質量骨格筋量右足筋肉量左足筋肉量が有意に増加(P<0.01)していた。また体重体脂肪率BMIが有意に減少(P<0.01)していた。栄養素摂取状況では骨代謝に関与しているといわれるカルシウムビタミンDの摂取量に対してはOSI上昇群で有意に増加(P<0.05)していた。栄養素をバランスよく摂取し運動を定期的に行い筋肉量を増や すことで骨粗鬆症の発症を抑制できると推察される。</p>

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