書誌事項
- タイトル別名
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- AGGREGATION-BASED ASSOCIATION TESTS FOR IDENTIFICATION OF RARE VARIANTS
- キショウ ナ イデンテキ ヘンイ オ タイショウ ト スル シュウヤクガタ カンレン カイセキ
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抄録
過去十数年の間に世界中で行われたゲノムワイド関連解析 (genome-wide association study; GWAS) の成果により, 様々な形質に関連する数千の一塩基多型 (single nucleotide polymorphism; SNP) が同定されている. これまでのGWASでは, 集団内におけるマイナーアレル頻度がある程度高いSNPを対象として研究が行われてきたが, 近年のDNAシークエンシング技術の飛躍的な発展に伴い, 頻度が極めて低い希少変異 (rare variant) に注目した研究が行われるようになっている. 統計学的な観点からも, 希少変異の関連解析は頻度が高いSNPの解析に比べてより困難となることから, GWASで一般的に採用されている単一のSNPによる単変量の関連解析ではなく, 注目する遺伝子やDNA領域内にある複数の変異の情報を集約した上で, 表現型との関連を検定する手法が提案されている. 本稿では, 近年の様々な方法論的研究で提案されている, 希少変異を対象とした関連解析手法のレビューを行う.
収録刊行物
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- 計算機統計学
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計算機統計学 31 (1), 17-33, 2018
日本計算機統計学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288124802944
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- NII論文ID
- 130007605240
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- NII書誌ID
- AN10195854
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- ISSN
- 21899789
- 09148930
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- NDL書誌ID
- 029536378
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可