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- 丸山 裕美子
- 黒部市民病院耳鼻いんこう科
書誌事項
- タイトル別名
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- 第119回日本耳鼻咽喉科学会総会パネルディスカッション 男女共同参画「女性医師の活躍の場をひろげる」 気持ちよくやりがいをもって働くために : 当院での取り組み
- ダイ119カイ ニホン ジビ インコウ カガクカイ ソウカイ パネルディスカッション ダンジョ キョウドウ サンカク 「 ジョセイ イシ ノ カツヤク ノ バ オ ヒロゲル 」 キモチ ヨク ヤリガイ オ モッテ ハタラク タメニ : トウ イン デ ノ トリクミ
- ―当院での取り組み―
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抄録
<p> 第119回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会において男女共同参画「女性医師の活躍の場を広げる」と題したパネルディスカッションが行われた. 自身のこれまでと, 勤務している黒部市民病院での取り組みについて示す.</p><p></p><p> 医師という仕事をライフワークとすることで多くのことを教えていただき, また沢山のご支援をいただいて自分で選んだ道を歩いてこられたことに感謝している. 当院で勤務させていただいて20年が経過するが, 勤務医の魅力として, 専門的な先生方や多職種の医療スタッフとともにチーム医療を実現できること, また入院や手術という選択肢も含めた対応が可能で継続的に診療できることなどが挙げられる. 医師自身が仕事を継続できる一要素として, 男女いずれの医師にとっても不公平感なく, やりがいを感じながら働くことができ, かつ自身の生活を楽しむことが可能なシステムが挙げられると感じている. 当院において「医師の子育て支援に関する院内内規」が制定されたが, 内規の複数の項目は, 親となるすべての医師を対象としており, 子どもの病気の時だけではなく親子行事にも気持ちよく参加できる環境づくりを目指している. そのほか院内保育, 病後児保育, 病児保育, 育児休暇, 短時間勤務の実現とともに, 現場のスタッフのアイデアによる職場環境の改善や, 医師作業事務補助者の採用, 勤務時間内に基本的な業務がなされるような工夫が行われてきた. 近年, 育児休暇や短時間勤務を利用し, 勤務医を中断することなく, 段階的に業務を拡大しフル復帰を実現できる女性医師が増えてきている.</p><p></p><p> 少子高齢化と労働人口減少のなか, 働きながら子育てできる環境作りは日本の大切な課題である. 自身に余裕がない状態で, 他者に優しくするのは困難である. 男性と女性, そして先輩と後輩が互いを認め, より良い今後のために知恵を出し合い検討しあう環境が, 医療の質と安全を保ち向上させるためにも大切ではないかと思う.</p>
収録刊行物
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- 日本耳鼻咽喉科学会会報
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日本耳鼻咽喉科学会会報 122 (2), 111-115, 2019-02-20
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288124878592
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- NII論文ID
- 130007606980
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- NII書誌ID
- AN00191551
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- ISSN
- 18830854
- 00306622
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- NDL書誌ID
- 029540870
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可